アラサー女子、米国大学院へゆく

日本の芸術系大学を出た映像技術職女子が、人生の逆転を目指してアメリカでマーケティング&広告分野の修士課程へ飛び込みます。

リアルタイム留学準備記録:この円高の波に乗じて学費を払いたい

イギリスのEU離脱に関連して、24日は株価のみならず米ドル/円の為替レートも乱高下しましたね。

国民投票の開票中であった24日のお昼頃には私の周りでも「ドル99円にまでなったらしいよ!?」という話になり、その瞬間はっと思ったのは

 

「このタイミングで学費を払うべきではないか!?」

 

ということでした。

この日の何日か前に「前期のtuitionの額が決まったから見ておいてね」というメールが大学から届いており、しかし支払い締切は8月1日ということだったので、その時はさっと要件を確認しただけだったんです。

 

そこで改めて学費の支払い方法について確認をすると、

学費の支払い方法はクレジットカード、銀行口座からの振込

の下に

"For international students" という項目があり、

「おっこれやんけ!」と思って見ると

 

「留学生はFlywireを使って支払ってね」

 

とのこと。

Flywireとは留学生向けの国際決済代行サービスで、これを使う利点は

① どういったレートで換算されているのか、見積り時にすぐにわかる (クレジットカード決済だと、どの時点でのレートで決済されるかわかりにくい)

② 手続き申し込みをした時点のレートで固定される (Flywire指定の口座に送金するのは申し込み後だけれども、支払い額決定後(=申し込み後)にレートが変更されることはない)

③ 留学生と教育機関の間での送金に特化しているので、手続きがシンプル

④ ウェブサイトを日本語表示にできる (お金系のウェブサイトでこれは助かる!留学ビジネス業界内で日本の存在感がどんどん薄れているこのご時世に!(;_;)泣)

⑤ 質問すると24時間以内に返答してくれる

ざっと挙げてみてこの5点があるなぁと私は思いました。

 

いちおう、公式ページはこちら。日本語に変更できますよ。

www.flywire.com

 

決済代行サービスは世の中にいろいろあると思うんですが、Flywireは留学生向けに絞っているところが特徴のようですねー。

実際、現時点で私はメンバー登録まで済ませたところでまだ支払いまでは行っていませんが、支払先の教育機関名を入れ、いくら払うのかの数値を打ち込むだけで簡単に「日本円では○○円です」という換算額が出てきます。

 

しかしネットで「為替レート」と調べて出てくる額が1ドル=101円・102円になっているその時にFlywireで見積りしてみると、どうも1ドル=105円・106円の換算になっている様子で、動く気配がない。

 

なんで??と思ってFAQセクション(「どのレートが適用されるのですか?」という質問もちゃんと含まれてるんだけど、このセクションばかりは英語)を読んでみても、よくわからない。(←※金融・経済のことは全くわからない素人ですみません…)

 

悩んでいてもしょうがないので、問い合わせフォームを使って英語で

「このBrexitで為替レートが大きく変わっているのでFlywireでどのように見積りが変わるか見ているのですが、Flywireはどういうレート換算の仕方をしているのでしょうか」(←実際はもうちょっといろいろ言いましたが、概要として)

と聞いてみると、やはり迅速に返事をもらえました。

 

返ってきた答えを簡潔にすると要は「ネットで見る為替レートじゃなくて、銀行の為替レートを見てね」とのこと。

そこで「銀行名+為替レート」で検索して外国為替公示相場のページを見てみると、たしかに1ドル=106円の記載がありました。

 

そっか〜ここを見て比較検討するのか〜(゜∀゜)

とはいえ、私は大学から「Flywireを使うように」という表記があるのでこのサービスを使うことにかわりはないと思いますが(手続きがシンプルなのはありがたいし)、不透明な換算の仕方をされているわけではないということがわかってモヤモヤは解消されたかな。

 

とりあえず学費の支払いに関しては、この国民投票結果判明直後の混乱にあまり慌てず騒がず、しばし様子を見ることにしました。

もちろん8月1日の締切前にちゃんと余裕をもって支払うつもりではありますよ。

 

や〜、二十ウン年生きてて、今まで外国為替についてこんなにいろいろ調べたり、数時間おきにレートを見つめて思案したり、あちこちの記事を読んで「この先どうなるのか」を一生懸命考えたりしたことがなかったので、これも新鮮な体験だし勉強になることがたくさんあります。

 

わからないことや慣れないことに直面した時に、「わからない!無理!イライラ!怒!」となっちゃう性格の人や、そういう年代っていうのもあると思うのですよ。

現に私は子供のころから十代、いや二十代の初めくらいまでそういう気質でした。

あとは年を重ねていくにつれて、自分のよく知らないことや失敗してしまいそうなことには拒否反応が出てしまう人もいますよね。

 

けど、ここ数年の私は、そういう慣れないことや不明なことが多い事態に立ち向かっていかなきゃいけない局面で

知らなかったことが新しくわかって勉強になる〜!(゜∀゜)

ちゃんと質問できたし、返事をもらえて解決できた!成長!(´∀`)

と思うようにしてます。

そう考えるほうがなんかいい脳内物質でてる気がするし笑

 

実際、質問すればちゃんと迅速に丁寧に教えてくれる人たちが世界にたくさんいるし、自分が知らないことに挑戦して、ちゃんと達成できたり新しい知識や経験を得た時は、建前抜きに「わたし成長している!」と思えるし、率直に嬉しいです。

 

というわけで、今回のBrexit国民投票の余波をじっと観察しながら、学費支払いのタイミングを見計らっている現在なのでした(`・ω・´)