アラサー女子、米国大学院へゆく

日本の芸術系大学を出た映像技術職女子が、人生の逆転を目指してアメリカでマーケティング&広告分野の修士課程へ飛び込みます。

ドタバタの珍道中を乗り越えて、アメリカ生活スタートしました!

こんにちは!

ブログの更新が、ぽつりぽつりといった感じで、本当はもっといろいろ書いてアップしたいなーと思いながらも種々の準備でバタバタしているうちに、

アメリカへ着いてしまいました!

 

しかしこの道のりがまた想像以上に大変だった…

「アメリカへの1年の留学」という点では高校生の時に一度経験しているのですが、やっぱり個人で行くとなると自分で対処しないといけないことが増えるんだなぁ。

 

 

出発予定日当日。

 持っていきたいものがありすぎて、スーツケース2つにとても詰めきれない荷物の中でどれを置いていくか悩みながら、深夜出発の便に乗るべく、パッキングのラストスパートをしていた時に1通のメールが入りました。

 

あなたが乗る国際便が1時間半遅延することになったので、その後乗り継ぐ予定の国内線に間に合いません。代わりの便を選んで

 

…えっ

 

こんな直前に「お前、予定してた便に乗れねーわ」って突然言われるの!?

おろおろしながら、それでも代わりの便をブッキングしなきゃいけないんだと、ウェブサイトで代替便のリストを見ると…

 

24時間後のフライトからしか選択肢がない。

 

えー!ホテルの予約も到着日に合わせてとってるのに!!

これはもう直接いろいろ質問しながらでないと分からないと思い、ウェブサイトを睨みながら航空会社の問い合わせに電話。

出発を予定していたその日のうちに飛ぶ便で乗れるものはどうしても無いということで、しかたなくちょうど24時間後の便に振り替え。

1回乗り換えで済ませるはずだったのが2回乗り換えになったり、出発が翌日になったらなったで日本には台風が接近していて、大雨の中家族に車で送ってもらったり…

本当に大変でしたがなんとか乗り越えて、住む家を決めるまでの当面の滞在先であるホテルに無事到着しました。

 

 

このドタバタの中でひとつ、しみじみと思ったことがあります。

ホテルはずいぶん前にBooking.comで予約していた(だから安くとれた)のですが、フライトがずれるとわかった時には、そのサイト内で無料で予約変更・キャンセルができる時間をすぎていました。

「えー!これはキャンセル料とられて、さらに予約を1日ずらして改めて取り直して、しかも直前だから値上がりしているのを払わないといけないの!?」と頭を抱えたのですが、ひとまず落ち着いて、現地が朝になるのを待ち、直接電話をかけました。

予約した初日に現れないと無断キャンセルとみなされ、キャンセル料を取られその後の宿泊予約も取り消されてしまうと思ったので「宿泊料は全額払うから、初日に来られなくても予約をそのままにしておいてくれ」と頼むつもりでした。

 

そこで、電話に出てくれたフロントの人に「フライトが遅延しているということで出発を翌日に変更しないといけなくて、到着が1日ずれてしまうんです」というところまで伝えると、ホテルスタッフの方のほうから「じゃあ、チェックインを1日ずらして、チェックアウトも1日あとにする?」と言ってくれました!

内心では「宿泊予定がそのまま1日ずらせればベストなんだけどな〜そこまでは頼めないか…」と思っていたので、それを提案してもらった時には電話口で "Really!? That will be great!!"と歓喜のリアクションをしてしまいましたww

 

しみじみと思ったことというのは、もしこの状況で私がこういった交渉をする英語とその度胸がなかったら、損を承知でしぶしぶBooking.comの日本語サイトで、キャンセル料と割高になった宿泊料を払ってたかもしれないですよね。

言葉が出来なくても旅行なんてなんとかなるものだけど、やっぱり言葉が話せれば、こうやって物事を運ぶことも可能になるんだよな〜!と改めて感じたのです。

単語を知っていたら、それをひたすら言えば求めているものは出てくるけれど、たとえばWould you 〜 ?とか May I 〜? とか、そういう言い回しをちょっと覚えておいて(難しくないよ)ちゃんと会話しようとすれば、旅先でのちょっとした交渉事や相談事も進めやすくなるんじゃないかな〜と思います。